山深い厳しい自然の中にある北山村。
三重県と奈良県に囲まれ、和歌山県でありながら和歌山県のどの市町村とも接することのない、飛地という特異な存在のこの村は、神々が鎮まる聖地、熊野といも深いつながりがある。
山々から発する豊な水流、のびやかな木々。
自然の威力に圧倒されそうなここは、神話の世界への入り口なのかもしれない。

 

北山村 〜 ここへ、おかえりなさい。

日本唯一の飛地の村
いにしえの時から変わることのない大自然
温かい人情に育まれた歴史の里
人々をやさしく包みこむ美しい緑ときらめく清流


___ 壮大な自然の営みは、すべての人にあたたかく、心と身体にゆっくりと効いてくる。


 静粛な時間と清流が育んだ きたやまの美しい風景。

【立合川】
北山村は和歌山県の東端にあり、熊野川の支流北山川を境に南は三重県熊野市と紀和町に、北は奈良県下北山村、西は十津川と接しています。
また、まわりが他県で和歌山県の飛地という特異な存在となっています。
当村へは、JR熊野市駅より村営バスに乗車、1日2往復運行しています。自動車では、国道168号、311号を通っておいでください。

山と川の大自然に包み込まれた北山村は、村の98%が山林で閉められ、古来より紀州材の山地としてその名を知られてきました。全国唯一の特産柑橘「じゃばら」。そして、古人の思いを今に伝える「筏下り」など、恵まれた自然の宝庫は現在、観光名所としても多くの人々にやすらぎをあたえています。

四季の移ろいとともに「ゆったりと流れる時間」に心を遊ばせてみてください。
慌ただしい生活の中で忘れかけていた何かをこの地でなら見つけられるかもしれません・・・
  
見どころ
骨置神社 元弘元年9月、護良親王が難を逃れて熊野へ落ちられた際に、この地の豪族であった竹原八郎が親王を迎え、お守りいたしました。この時八郎の娘をお側に召され、その間に若宮が出生されましたが幼くして亡くなられたため村人たちがその死を悼みここに社を建てて霊を祀ったといわれています。
七色峡
七色ダムからの約2kmの下流が七色峡といわれています。
両岸にそびえたつ岩石に、5月頃からイワツツジやイワチドリが美しく咲き乱れ、より一層優雅な風景をつくりだします。
下尾井遺跡 縄文時代前期(約5500年前)から縄文時代後期(3500年前)にわたる時期の土器と石器が多数出土した下尾井遺跡は、この時代の遺跡としては有数の規模でこの発見によって、日本で稲作以前に北山と周辺の山野で生活を営んでいた、縄文人の足跡を知ることができます。壮大なロマンを感じてください。
不動明王 昔から北山村の筏師は水難事故免除を不動明王に祈念していました。いつ頃から不動信仰をするようになったのか定かではありませんが、灯篭銘に文政4年(1821年)の年号があることから、徳川時代末期にはすでに盛大な祭典が行われていました。年に一度の不動様の祭りは近郊近在最大のお祭りで、戦前まではこの日は天下御免のばくちが夜を徹して開帳されえていました。
奥瀞(田戸) 筏下りの終着点でもある田戸。ここから志古まではウォータージェット船を利用。自然がるくりだした渓谷日にしばし酔いしれてみては。
四の川渓谷
源を笠捨山に発する四の川の上流には大小、無数の滝が点在しています。
北山村を南北に縦断する延長約9kmのこの渓谷には鮎、あめのうお(あまご)なども多く生息し、県下でも有数の清流です、またその周辺はカモシカ等自然動物の宝庫としても知られています。
また、6月〜7月にかけてはホタルの乱舞が見られます。
 

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